fksann’s diary

MBTIや心、感情についてのエッセイ

【MBTI記事紹介】INPタイプ 自己探求と創造性

どうも、fkでっす。

INPタイプ(INFP、INTP)の生き方について非常に興味深い記事があったので紹介します。

mbti.jp

いつものmbti.jpさんです。

ここのMBTI記事は超優秀なので、ぶっちゃけ僕がMBTI記事を書く意味があるのか問い直してしまうんですが、

ここにインスピレーションを受けたこともたくさんあるので、それを基に自分の記事を書いていこうかなと思います。

 

この記事、語り口がやけに難解なんですが、INPタイプにとって非常に重要なことを書いてあります。

Risoはアイデンティティ追求と創造的な自己表現との密接な関係を認識し、創造的な仕事を自己認識の重要なルートと見なしています。

「創造的な瞬間、美しいものを生み出すだけでなく、自身が何者かを発見する」

言い換えれば、アイデンティティを求める人は、創造的なプロセスを通して、少なくとも経験的な意味で自分自身を見つけることができます。

作家Joan Didionはこの感情を共鳴させます。「私は全く、何を考えているのか、何を見つけているのか、何を見ているのか、それが何を意味するのかを知るために、書く。」

Risoは、「自己認識と自己超越の間の緊張は、創造性の中で解決できる」と示唆しています。

多くの点で、これは、自己認識が自己表現に先行しなければならないという共通の仮定を覆します。

Risoが「逆説的」と表現しているこの実現は、INPに究極の目的を再考するよう促すことさえあります。

つまり、彼女らの最も大きな関心事項が何らかの形で創造性によって解決されたならば、彼女らの本当の目的は、自己理解を明確にすることではなく、単に創造することです。

 はい、INFPの自分探し終了~。

自己認識が自己表現に先行しなければならないという共通の仮定を覆します。

これは衝撃です。自己表現というのは、これこれ云々が自己だという自己認識を経て初めて、その自己を表現できるのかと思いきや、

ここでは全く逆だと書かれています。

自己認識するために、自己表現するというパラドックスな解決策が示されています。

解釈するなら、自分探しは無理、そんなに探したいなら、自己表現を通じて自分を見つけなってことです。終了と同時に再開ですね。

 

彼女らの本当の目的は、自己理解を明確にすることではなく、単に創造することです。

え、そうだったんだ。。。

どうやら僕らは自己理解をしたかったのではなく、単に創造をしたかったようです。

僕の堂々巡りの、一人内省も自分のことを理解したかったのではなく、新しいものを創りたがっていたんですね。

         

完全な自己認識なしでは、自分の仕事が自分の人物を正確に反映しているかどうかは決して確信できません。
これは、自分の仕事の質と真正性について疑念を生むことがあります。

それは彼女らが職業上の選択を疑い、全く異なることをすべきかどうか疑問に思うことさえあり得ます。

要するに、アイデンティティを求めている人は、本質的な自己の現実と重要性を強く信じており、その本当の性質を見極めることが最も重要です。

彼女らは自分の人生の他のすべてのための重要な前提として、自己認識を見ています。

それがなければ、彼らは真に生きているのか、最適に生きているのかを知ることができません。

そうそう。自己認識はやめられないよね。 

完全な自己認識なしでは、・・・・・・自分の仕事の質と真正性について疑念を生むことがあります。

 そう。とはいえ自己認識をしっかり持っていないと、何だか何のために自分が今やっていることをやっているのか分からなくなり、それはとても僕らの精神を摩耗させます。

 

これらの課題に取り組む中で、Kierkegaardは、永遠の努力や繁栄の面で自身の人生を考える価値があることを発見しました。
彼は完全または永続的な自己認識を目指す代わりに、存在の流動性と不確実性を強調しました。

「人は何かを終わらせたいと絶え間ない衝動を感じているが、この衝動は邪悪であり、放棄されなければならない。 継続的なものとなることは、すべてが不確実な俗世界の不確実性である。」

これを、キルケゴールがうまく擁護した主観的または自己参照的な考え方への拒否ではなく、完璧または最終的な欲求を批判するものとしてのみ見なすべきである。

個人は依然として自己探求に携わることができますが、「誰かの存在は常に流動的である」ことを認識しなければなりません。

ただ僕らの認識したい自己などはそもそも流動的で、完全な自己認識を目指すことなど梯子を掛ける場所を間違った行為のようです。

自己認識を目指す代わりに、存在の流動性と不確実性を強調しました。

個人は依然として自己探求に携わることができますが、『誰かの存在は常に流動的である』ことを認識しなければなりません。

僕らは完全な自己認識を目指してしまいますが、その衝動、欲望だけに囚われるのではなく、

同時に存在は流動的なんだと自覚すること、したがって僕らの目指す完全な自己認識などそもそも不確実なんだと認識することが大切だと書かれています。

 

キルケゴールの処方箋は、類型的に解釈すると、彼の「何かを終わらせる絶え間ない衝動」、つまり、彼のdominant functionである内向的判断機能に対する反抗と見ることができます。

そうすることで、彼はauxiliary functionである外向的直観(Ne)がより顕著な役割を果たすことができるよう心理的空間を効果的にクリアしています。

このようにauxiliary functionはタイプの開発と統合において重要な役割を果たします。

しかし、これが起こるためには、dominant functionがまずその力の一部を譲る必要があります。

残念なことに、私たちの上記の試みはしばしば過剰補償をもたらし、単に(dominant functionの役割を)縮小するのではなく、dominant functionの役割は効果的に拒否されたり犠牲にされたりします。 

(中略)

類型学的には、キルケゴールは、J制御(すなわちdominant function)と自分自身を表現する意欲と未知に対する期待(開放的な知覚)を緩和することを求めています。

この考え方の変化は、INPが最も緊急に存在する問題のいくつかをナビゲートするのに役立ちます。

とりわけ、完璧な自己認識なしで行動し、または一貫した創造的な没頭を通して自分自身を見つけて(そして創造する)喜びを経験することを再考するのを助けることができます。

重要。

auxiliary functionである外向的直観(Ne)がより顕著な役割を果たすことができるよう・・・・・・dominant functionがまずその力の一部を譲る必要があります。

判断を目指すドミナントファンクションを鎮め、外向的直観に一部身を任せる必要があります。

これは内向的判断への欲望を、外向的知覚に譲ってしまうことでしょう。

内界ではなく、外界へ向けて自分を差し出してしまうことのようにも見えます。

そのバランス感覚はかなり微妙なものになると思われます。

 

【MBTI記事紹介】INPタイプ 自己探求と創造性のまとめ

・自己表現を通じて自己認識ができるようになる

・それはある種dominant functionからauxiliary function(Ne)へ力を一部譲ること

・まとめてみるなら、もっと創造性に身を任せようということ

やはりINxPは創造者なのでしょう。