「前者後者」の二つの視点とJ型、P型との関連
こんにちは。人間をよく観察していますfkです。
趣味:人間観察なんて言うと、斜に構えた嫌な奴なんて言われたりしそうですが、
仕方がありません。僕としては、趣味どころじゃなくマジでやっているので必死です!
それはさておいて、マニアからすれば今更とも言われそうですが、最近「前者後者」というお話を目にしました。
これは知る人ぞ知る心理カウンセラー心屋仁之助という方が提唱されている、人間には「前者」と「後者」の二つのタイプがあるという論です。
この「前者後者」論が人間のことをより深く知るうえでとても興味深い話だと思ったので、今日は書いてみようと思います。
別の前者後者について書いてみた記事はこちら
前者後者
概要は心屋仁之助さんのリンク先にもありますが、人間には「前者」、「後者」と呼ばれる二つのタイプがあって、
・前者・・・
空気が読め、理解、理論、表現、処理能力が比較的高い マルチタイプ
・後者・・・
天然、癒し系、言葉をストレートに受ける 集中タイプ
ということなんです。僕はどうやっても後者です。
こう言うと、どっちかに分けられない、どっちの側面もあるんじゃないかという意見も出てくると思いますが、基本はどちらかという話で、そのうえで後者が前者的能力をつけることもあるし、前者が後者的になることもあるというのがその答えになります。
これだけだと、確かに人間このどちらかに分かれるというのは訝しいところです。
しかしこの論考が前者と後者の違いを明確に決定づけていました。
この分析力の高さ、著者の方はINTPと思う。
他者視点と自分視点
詳しくはリンク先にあるのですが、要約すると前者と後者はものの見え方が視界的に違っていて、
前者は他人からどう見られているかが、自然に見えていて(他者視点)
後者は自分が周りをどう見るかのみで、世界を見ている(自分視点)
ということです。
これは極めて興味深い考察で、後者の、つまり自分が周りをどう見るかでしか世界を見てこなかった私には衝撃的です。
自分視点しかもっていない私にとって、前者が他人から自分がどう見えているか他者視点になれるというのは想像だにできないことです。
これは勿論、前者からも同様で、前者は後者のように自分視点になることがそもそもあり得ない、分からないことなのでしょう。
後者の私が他者視点を持つことはそれくらい、生得的に不可能なことのように感じます。
私からすれば視点が自分視点というのは至極当たり前、それ以外考えようのないもので、それゆえ自分視点を持つものが他者視点になることはどうやっても不可能に感じるのと同時に、
他者視点を持てる者が、自分視点を持った時、とても他者視点を再び持てるようなことはないだろう、他者視点を持ったまま、私のような自分視点をもつことは、不可能だろうと感じます。
私のような自分視点を持った時、どうやっても他者視点にはなれないと思うのです。
そのくらい前者、後者の二つの視点の違いは決定的に感じられます。
MBTIと前者後者の関連
そしてこの論考は、MBTI(これもマニアが多い)で言われるJ型、P型の違いに通じるようにも思われるのがこの別の記事です。
この2つのまなざしというのは、自分視点、他者視点の話とほぼ一致します。
前者、後者というのは空気読める、天然という二つのタイプの話だったのが、人間の生得的に持つ二つの視点の話に通じていたのが大変興味深いです。
皆さんはどちらの人、どちらの視点を持っているでしょうか。